資産形成という言葉を聞くと、多くの人は「お金を増やすこと」を思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それは間違いではありません。
将来に備えること。
選択肢を増やすこと。
家族や自分の生活を守ること。
そのために資産を築いていくことは、とても大切だと思います。
私自身も、長い時間をかけて少しずつ資産を積み上げてきました。
しかし振り返ってみると、私が本当に守りたかったのは、お金そのものではなかったように思います。
私は「お金が欲しかった」のだろうか
資産形成を続けてきた理由を考えると、
不思議なことに「とにかくお金持ちになりたい」という気持ちはそれほど強くありませんでした。
もちろん、お金があるに越したことはありません。
ですが、お金そのものが目的だったかと言われると、少し違います。
私が欲しかったのは、お金によって得られる安心感や選択肢だったのだと思います。
将来の不安を少し和らげること。
本当に必要なときに、お金の理由だけで諦めなくて済むこと。
自分の意思で選べる余地を持つこと。
そうしたものを守りたかったのだと思います。
安さだけを追いかけたかったわけではない
世の中には、節約や固定費削減に関する情報が溢れています。
もちろん、無駄な支出を見直すことは大切です。
しかし私は、「安いこと」が常に正解だとは思っていません。
例えば携帯電話ひとつ取ってもそうです。
格安SIMが広く普及し、多くの人が通信費を見直しています。
それでも私は、長い間利用してきたサービスを使い続けています。
それは単なる習慣ではありません。
通信品質や安心感、何かあったときのサポートなど、自分が価値を感じている部分があるからです。
人によっては無駄だと思うかもしれません。
ですが、その判断は自分で行いたいと思っています。
資産形成とは、お金を減らさないゲームではなく、自分にとって大切なものを見極める作業でもあると感じています。
守りたかったのは「判断する力」
資産形成を続ける中で、私が最も大切にしたかったものがあります。
それは、自分で判断する力です。
相場が上がるときもあります。
下がるときもあります。
そのたびに、
「今すぐ買うべきだ」
「もう売った方がいい」
「これからは○○の時代だ」
という情報が流れてきます。
もちろん参考になるものもあります。
しかし最終的に決めるのは自分です。
誰かの意見を参考にすることと、誰かに判断を委ねることは違います。
資産形成を通じて守りたかったのは、お金以上に、この感覚だったのかもしれません。
お金は人生のためにある
資産形成を続けていると、ときどき目的と手段が入れ替わることがあります。
お金を増やすこと自体が目的になってしまう。
もっと増やしたい。
もっと効率よく運用したい。
もっと資産を大きくしたい。
その気持ちが悪いわけではありません。
ただ、お金は人生のためにあるものであり、人生がお金のためにあるわけではありません。
必要なときには使っていい。
価値があると思うことには使っていい。
そのために資産を築くのだと思っています。
これから考えていきたいこと
このブログでは、資産形成について発信していきます。
NISAのこと。
日本株のこと。
お金との向き合い方。
そして、その背景にある考え方。
ただ、私が本当に考えていきたいのは、お金そのものだけではありません。
資産形成を通じて、
何を守りたいのか。
何を大切にしたいのか。
そして、どのような判断をしていきたいのか。
そんなことを、一緒に考えていけたらと思っています。
私が資産形成で守りたかったのは、お金だけではありませんでした。
おそらく、それは今も変わっていません。
コメント